生産地のウエウエテナンゴ地区はグアテマラで最も標高の高い地域で、コーヒー栽培に適した標高は1,600mから2,100mに及びます。
コーヒー栽培のための グアテマラの非火山性3地域の一つで、粘土質の土壌と一定の降雨量により、コーヒーパラダイスと呼ばれています。グアテマラのほとんどのコーヒー生産地とは異なり、ウエウエテナンゴでは、ほぼすべての生産者が独自の水洗式ミルを所有しています。つまり、どんなに生産量の少ないコーヒーでも自分たちで加工するのです。グアテマラの他の地域で は、チェリーコーヒーを販売する習慣がありますが、ウエウエテナンゴではそうではありません。生産者それぞれが独自の基準で コーヒーを加工しているため、風味に多様性があるのもそのためです。

アルベルトは、ロットNo.11/965/307の生産者で、コーヒーに人生を捧げ、現在合計30〜40袋のコーヒーを生産しています。 
区画はレッドブルボン100%で、発酵時間は冷水で70〜72時間行い、きれいな水で洗浄します。最後にパティオで10日間ほど 天日干しします。

このロットは中深煎りで仕上げました。
リッチでクリーミー、滑らかな質感。チョコレートやローストナッツの甘みに香ばしさを持ち合わせています。
冷めてくるとドライレーズンやシナモンのスパイス感も感じられ時間経過も楽しめるコーヒーです。
酸味の苦手な方や、ややしっかりめでコクのあるコーヒーをお探しの方にオススメです。

【焙煎】中深煎り